謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
 
 平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震及び長野県北部 を震源とする地震で被害を受けられ た皆様に心より お見舞い申し上げます。
   私達学校関係者も、千年に一度という大惨事に対して心を一つにして、被災者の方々の今後の救援に取り組
んでいきたいと思っております。
  
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 大和山神歌 1254番        
こんこんと湧き出づるものよ感激は
火焔(ほむら)と燃えず水のごと澄む
 

                       理事長 田澤昭吾

 「感激のたましいよ、汝をはらめる母は幸いなるかな」とダンテは教えてある。孔子は、自分の人間像を「憤を発しては食も忘れて、やがて老のやってくることにも気がつかない」と明言してある。
  この発憤こそ人間の行動力・生命力となる。この感激性に支えられてこそ、身につけた知識や才能が生きてくる。しかも、孔子の場合の発憤は、食事をする事も忘れるほどであり、そうした中にあっても憂いを忘れて楽しむ心の余裕を持ち、興奮すると陥りやすい変調性にも留意している。更に、発憤してゆく中に年老いてゆくことすらわすれているというのだ。 
    孔子の言行録『論語』が、二千五百年後の今日でも、現代人に生きる指針を与えてくれるのは、人間の情感からほとばしり出る感激性というものが、時代を超越して生き続けるものだということを実感させてくれる。
  信仰の喜びと感激も、一時的なものでなく、常に泉のごとく絶えることなく、尽きることなく湧き出る姿が本物である。
    その喜びと感激は、平凡な生活を心から感謝できる敬虔な心の中に発見できる。
                     (2012.9.30)