謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
 
 この度の東北地方太平洋沖地震及び長野県北部 を震源とする地震で被害を受けられ た皆様に心より お見舞い申し上げます。
   私達学校関係者も、千年に一度という大惨事に対して心を一つにして、被災者の方々の今後の救援に取り組
んでいきたいと思っております。
  
              ○                                                            大和山神歌1371番   
正しくばなに怖れなん信念(こころ)一つ珠玉(たま)と輝く時ぞ来れり

                         理事長 田澤昭吾

   
  孟子は、「自ら反(かえり)みて縮(なお)くんば、千万人と雖(いえども)(われ)往かん」と教えてある。
  孟子の生涯を支えたものは、「君子(くんし)」としての自覚であり、それ以上に「大丈夫(だいじょうふ)」としての自覚だ。
  「君子」とは、道を求め、その道のために生きる人だ。自己に課せられた天命を知り(知命)、それを実践躬行(立命)する人のことだ。
  その天命を求めるには、反・かえり(省)みる心(反省)を伴侶とせねばならぬとし、かくして俯仰天地に愧じざれば、相手が千万人であろうとも断固として立ち向かう「大勇・たいゆう」を持つ人を「大丈夫」と言った。
    その「大丈夫」とは、「金や地位で釣ってもその心を乱すことなく、貧賤の境に置かれても節操は堅く動かず、さらに威力、武力でおどかされても屈することがない」人である。
  私たち信仰者にこの生き方を当てはめてみれば、み神の教えに照覧して正しければ、なにを怖れることがおろう、との教えが重なってくる。み神は、「目に見えぬ神にはあらであかあかと燃ゆるがごとき神にてありけり」と示され、「形なき神にしあれど返すぞよ人が尽せしその力には」と明言されてある。
 冒頭の御神歌
「正しくばなに怖れなん信念一つ 珠玉と輝く時ぞ来れり」は、「自分が正しい道を踏み行っているならば何を怖れよう。信念そのものが一つの珠玉(たま)として輝くときがきたのだ。信念を最も大切とする時がきたのである」と教え、諭している。この信念で生きる人でありたい。
  本部では、今の10日、11日と支部長・宣教所長を対象とした導師研修会が行われ91名が参加した。同時進行で導師補研修会も行われ、立教100年に向けて教勢発展の布教体制強化に向かって、会場の神集閣は熱く燃えていた。
  世相は、益々人心荒廃が際だち、正神の働きが望まれているのだ。が、故に、み神は、「神々の教へは人に伝ふべきものなるがゆゑに人は働け」
(大和山神歌215番)と教信徒に命を発しておられる。今こそ、大和山の「大丈夫」出現が待ち望まれているのだ。
  松風塾塾歌3番には、「み祖(おや)のみ名の学びの舎(やど)に  徳を養い心を修め  教への庭の柱とならん」と謳ってある。「若松」育成は、教団の、そして、私たちの喫緊の命題である。

                     (2011.12.12)