謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
 
 この度の東北地方太平洋沖地震及び長野県北部 を震源とする地震で被害を受けられ た皆様に心より お見舞い申し上げます。
   私達学校関係者も、千年に一度という大惨事に対して心を一つにして、被災者の方々の今後の救援に取り組
んでいきたいと思っております。
  
              ○                                                           韓国で竹島問題を聞く 
                                                 理事長 田澤昭吾
  第37期生韓国演奏旅行に同行して、10月17日から21日までの日程で、光州、ソウルと巡ってきた。ソウルでは、板門店の見学が今年も出来た。生徒の引率の一人として韓国演奏旅行に同行し始めたのは平成9年からだから、かれこれ14年になる。その間、旅行団を世話する韓国側の添乗員の説明が、大部変化してきたのを体感してきた。
    日韓友好を目的に実施している日本の高校生の演奏旅行に対して、日韓併合時代の恨み辛みや、南北分断の悲劇の原因は日本の侵略にある、などと説明されてきたが、ここ最近はこうした説明があまり聞こえなくなってきた。但し、竹島問題については、説明の中ではさすがに触れなかったが、個人的に「竹島は、韓国領土だと思っていますか」と問いかけてみたら、「勿論、歴史的にも韓国の領土です」と、即答された。
 でも、「独島という島の名前が韓国の地図に出てきたのは、(島根県隠岐島の所管と定められた翌年の)1906年からでしょう。それ以前の韓国の古い地図、例えば、今も見てきた国立中央博物館にも展示されている「新増東国輿地勝覧」(1531年)の地図には、于山島(韓国側は、この島が独島だと主張している)と鬱陵島が左右に記されていましたよ。つまり、于山島が左側で西に、鬱陵島が右側で東に位置していましたよ。でも、実際の独島は(竹島)は、鬱陵島から南東約92キロも離れて所にあるでしょう」と言ったら、「日本は、自分の都合の良いように地図を書き替えている」と応答してきた。
  あれ、それは逆じゃないかな。韓国こそ、2002年3月まで使われていた教科書に「粛宗の代に、東莱の漁民安龍福が日本人漁民を鬱陵島から追い出し、日本に行って、鬱陵島が朝鮮の領土であることを確認させたこともあった」と記していたのを、その3年後の教科書改訂で安龍福が「日本人漁民を追い出し」た島も、「日本に行って」「朝鮮の領土であることを確認させた」島も、「独島」だという記述に書き替えていたのではありませんか、と言いたかったが、口を閉じた。 教科書を書き替えることで、独島は昔から韓国の領土であるという主張を正当化させようとしているのは韓国側でないですか、と言いたかったのだが。
  そこで、「竹島問題について、かつて朴大統領は、〈あの島を爆発してしまえればいいのだが〉と言ったそうですが、なかなか竹島問題の解決は難しいですね」と返答して、笑って会話は終った。
  日本人観光客がどれほど竹島問題を考えているかは定かではないが、マスコミ報道では知っていたが、実際韓国に行き、「独島(竹島)は韓国領土」だという立場をしっかりと堅持しながら日本人に対応しているのだ、と実感した。これは、生半可なことでは竹島問題は解決できないぞと、体感してきたことを報告し、竹島問題についての論究は一時筆を置くとする。次回は、脱北者の声を紹介しよう。
                                 (2011.10.31)