謹んで震災のお見舞いを申し上げます。
 
 この度の東北地方太平洋沖地震及び長野県北部 を震源とする地震で被害を受けられ た皆様に心より お見舞い申し上げます。
   私達学校関係者も、千年に一度という大惨事に対して心を一つにして、被災者の方々の今後の救援に取り組
んでいきたいと思っております。
  
              ○                                                          心の陶冶のために (14)
    
『救ひを求むる者は必ず救われん』234番
       人事を尽くして天命をまつ、何たる聖き言葉ぞ

                                              理事長 田澤昭吾

   「神よ、神よ」と口先だけで神の名を唱え、ただ手を拱いて恵みを受けようとしても、それは所詮、絵に描いた餅でしかない。
    自ら種を蒔き、水を与え、施肥し、時には雑草を抜き、作物が花を咲かせて実を実らせやすいように手を掛け、努力してこそ、はじめて天地自然の恵みによって収穫を得ることができる。この事理を忘れては、「何の信仰ぞ」と叱咤されよう。自ら額に汗して誠の祈りを捧げるところに本当の喜びが得られ、そのように努力してなお感謝の心が湧いてくるところにこそ、信仰の妙味が生まれる。
愛には二通りあるとされる。それは、プラトンの説いたエロース・求める愛と、イエスの説いたアガペー・無償の愛である。
  エロースの求める愛は、求めるがゆえに報いがなくてはならず、アガペーの無償の愛は、報酬を求めて愛するのではなく、神がわたしたちを愛してくださるように、すべての人をわけへだてなく愛する愛のことである。
    この無償の愛は、生きる価値を教え、生きる力を与えてくれる、人を救う愛でもある。人を愛し、包容し、最善の努力を尽くし、全てをみ神の計らいに委ねられる信仰者でありたいものだ。
                               (2011.9.25)