皇居勤労奉仕での感動、感激 

 今朝、午前二時半頃に目を覚ましたので、三十八期生の卒業記念誌である平成二十五年朝会訓話集の校正をしましたら夢中になってしまい、午前七時頃までに一気に作業ができました。そしてホッとしていたら、今日は、朝会の日でしたので、慌てて話題を整理してきました。
 今週の月曜日に成田博昭校長先生の朝会の時間を戴いて、産経新聞に掲載されていた安倍晋三首相が靖国神社を参拝したことに対する海外からの声を紹介しました。その中で産経新聞に掲載されていたお二人のレポートの内容について話しました。その記事の結論は、安倍首相が靖国神社に参拝したことに対して、外国の人達からとやかく言われる筋合いはないということでした。また、日本には、国内法によって戦犯はいないということについても話しました。
 二年生は、『憲法を問う』という本をテキストに、日本国憲法成立の経緯と、連合国軍総司令部、特にアメリカの日本弱体化政策と、それに伴う東京裁判のねらい、そして、サンフランシスコ講和条約第十一条の解釈について勉強しましたから、これらについての大要は理解していると思います。しかし、現在のマスコミは、連合国軍総司令部の狙いが、「日本が再びアメリカを始めとする太平洋諸国に対して立ち向かっていくことができないような国にする」ということに目的があったことについては報道しません。こうした色合いの日本のマスコミ界ですから、安倍首相が靖国神社へ参拝したことについての記事も決して好意的でなく、軍国主義復活への道だという論調で批判記事を書いて報道しているのが現実です。それに拍車を掛けるように、韓国や中国は、激しい論調で批判しますし、ロシアもそれに同調した論調で批判するし、アメリカやEUなども決して日本に肯定的な意見を述べていませんでした。戦後日本のマスコミは、東京裁判史観に基づいた戦時日本の批判的記事を書き続けているのですから、その意図が私には理解できません。日本人が日本人を批判し続け、それが世論形成となっていくことになんにも矛盾を感じないでいる神経が、私には理解できないのです。安倍首相は、平成十九年八月に安倍第一次内閣を成立させた当初から「戦後レジームからの脱却」を訴え続けていますから、この度の第二次安倍内閣でも「戦後レジームからの脱却」を謳った政策を継承し、「日本を取り戻す」と掲げてスタートしましたから、これからは日本の青少年が誇りを持てる近代・現代史を学校教育で啓蒙する施策を実施してくれるであろうと期待しているところです。そうでなければ日本の将来が危ぶまれますし、そうでなければなんとしても靖国神社に眠る二百四十六万余柱の英霊に申し訳が立ちません。世界中のいずれの国においても、祖国のために戦った戦死者を祀り讃えることは国是ですよ。それを世界の中で日本だけができないような社会風潮にしてしまっているというのは、自ら亡国の道を歩んでいくような感じがしてなりません。今の日本には、そうすることで、正義感面して得意満面としている文化人が余りにも多すぎるような気がします。
 その時代時代で、国家のために戦い、殉職した人達に対して、慰霊の真心を捧げ、讃えることが悪いことだという理屈は世界の非常識です。その世界の非常識を韓国や中国、ロシアは日本に要求して来るし、欧米もそれを助長するかのような見解を示すというのは、納得できませんね。日本は、毅然とした態度で、世界の常識国として国家に命を捧げた自国民に敬意と尊崇の念をもって讃え、冥福を祈れる国とならなければ、誇り無き国民集合体国家になってしまうと、危惧されてなりません。
 今日は、二年生の皇居勤労奉仕で天皇陛下のご会釈と、皇太子殿下のご会釈を賜った時の感動を綴っている感想文を紹介したいと思います。
 僕達は、天皇陛下にお会いできる機会がありました。初めて天皇陛下とお会いした時、言葉では表現できないですが、何かがこみ上げてきました。そういう素晴らしい方々は、魂が違うと感じました。涙こそ出ませんでしたが、自分の身体から何かがこみ上げてくるのを強く感じました。
 この経験は一生の宝となると思うので、死ぬまで大事にしていきたいと思います。
                               (二年男子 S・K)
 一年生・四十期生は、平成二十七年一月に皇居勤労奉仕に行きますので、今の感想文を覚えておくんですよ。天皇・皇后両陛下とご会釈を賜った感動については、表現方法が違っても殆どが同じような感動を述べていました。中には、「部屋の中に入ってくるとパーッと何かが透き通るようになり、オーラが違う」と書いている生徒もいました。
 陛下の玉体から発せられる霊気が何と表現すれば良いのだろう、何か透き通った感じになり、自分の体から邪気が抜けていくような感じになるんですね。徳の高いお方にお会いすると、邪気がスーッと抜けていくような感じになるようですよ。
 今上陛下は、国民のことを常に案じられています。自然災害があると、その報告を夜中でもお待ちになり、お聴きになるそうです。次に、女子生徒の感想文を紹介しましょう。
 初日は、皇太子殿下・皇太子妃殿下から御会釈を賜りました。作業着姿という私達でありましたが、両殿下は、深い愛情と真心をもって私達にねぎらいの言葉を掛けて下さり、その優しさに触れて心が温められました。また、最終日には、天皇陛下・皇后陛下から御会釈を賜りました。お忙しいにもかかわらず、お二人には、全くお疲れの色もなく、むしろ凜としておられるように見えました。心地の良いお声は、今でも鮮明に思い出すことができます。
 皇居の方のお話によると、天皇皇后両陛下は、最近狸が増えたとのご報告から、狸のために銀杏だけは掃除しないようにお申しつけなさったり、小鳥のために木の実のなる木を積極的にお植えになったり、虫が小鳥に食べられないようにと一部だけ草むらを残すようにお申しつけになったりしているそうです。人間だけにとどまらず、虫にまで優しさをお与えになられる天皇陛下、皇后陛下の御心に感無量でした。
 この奉仕活動では、私達のためだけにわざわざ時間をさいて下さった天皇皇后両陛下、皇太子殿下、皇太子妃殿下に、このような機会をくださった田澤康三郎先生に、先生方、OBの方々に、四日間満足に奉仕させてくれた天気に、感謝せずにはいられません。
 私達は幸せです。あれほどまでにお優しい方々が象徴である日本国を、私は誇りに思います。
                                (二年女子 T・T)
 二年生全員の感想文には、皆深い感動を得たことが綴られていました。
 私達は、今年、皇紀二六七四年という綿々と続いてきた日本の王朝、皇室の伝統文化をしっかり守っていきましょう。肇国以来、世界に類例のない天皇陛下を国の中心に据えた国柄を国の形としてきた、世界で最も古き王朝・天皇家を誇っている日本を守っていきましょう。そのためにも、皆さんは一層勉強に励み、心身共に健全な国民として成長し、国の柱、地の塩たるべき日本人となるように自策自励の道を励んで下さい。
                       (2014.01.31)