はじめに  

   松風塾高等学校の開校は、創立者田澤康三郎先生が、東京大学宗教学研究室で助手を務めていた時、恩師岸本英夫先生から、アメリカの占領政策の危機は三十年後に来るであろうという予測を聞いたことに端を発していま
  その視点に立つと、私は、日本国憲法の見直しも必要になってくると考えます。それは、養父である田澤康三郎先生からの思想の継承でもあると思っています。そこで、「憲法を問うー戦後六十年の総括のためにー」と題して、所見をまとめてみました。
 なお、田澤康三郎先生は、数多くある著書の中で、『憲法野語』という著を著し、憲法における公共性の問題、制定史のあらまし等、憲法の問題点について健筆を振るっておられます。是非ご一読ください。
                                              
                                                       平成十八年三月一日